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腰痛のタイプ

腰痛にもタイプがある

一言に腰痛と言っても様々なタイプがあるのはご存知でしょうか。
大きく分けて急性腰痛と慢性腰痛がありますが、その中でも

・前屈みになると痛いタイプ
・反らすと痛いタイプ
・ひねると痛いタイプ

などがあり、立っていると痛いタイプや寝ていると痛いタイプ、これらが組み合わさったものもあります。

腰痛のタイプによって、考えられる原因が変わってきます。
まずは腰痛について知りましょう。

伸展型腰痛(反らすと痛い)

身体を後ろに反らすと痛いタイプが伸展型腰痛です。

このタイプは
・骨盤が過度に前傾してしまっている
・背骨(胸椎)の動きが悪くなっている
・胸郭(あばら)の動きが出ていない

ことがあり、

原因としては
・もも前や股関節つけ根の筋肉が硬い
・腹筋群の筋力低下
・足部のアライメント不良(骨の配列が悪くなっている)
・呼吸の仕方

などが考えられます。(他にも考えられる要因はたくさんあります)

理由としては、前側の筋肉が硬くなることで骨盤が前に引っ張られて(前傾)
腰が反ってしまう場合や、胸椎や胸郭が動かない分、腰で動かしてしまうことがあるからです。

そのような場合は、股関節つけ根やもも前のストレッチを行うことで
痛みが軽減することがあります。

もちろん、腹筋群の筋力低下や、
呼吸に問題がある場合には、これらを改善する必要があります。

屈曲型腰痛(前屈みで痛い)

身体を前に倒すと痛いタイプが屈曲型腰痛です。

このタイプは
・骨盤が後傾している
・背中が丸くなり、肩が内側に入っている
・首が前に出ている

ことがあり、

原因としては
・もも裏やお尻の筋肉が硬い
・胸、首まわりの筋肉が硬い
・呼吸の仕方

などが考えられます。

理由としては
後ろ側の筋肉が硬いことで骨盤が後ろに引っ張られたり(後傾)、
呼吸で胸、首まわりの筋肉を過度に使ってしまうことがあるからです。

このようなケースでは、伸展型腰痛とは逆で
もも裏やお尻など後ろの筋肉を緩めることで症状が改善することがあります。

回旋型腰痛(ひねると痛い)

身体をひねると痛いタイプが回旋型腰痛です。

このタイプは、

・股関節をねじる動き(可動域)の低下
・背骨の回旋の動き(可動域)の低下

が見られることが多く、

原因として
・お尻の筋肉、股関節まわりの筋肉
・胸郭の動き

が硬くなっていることが考えられます。

股関節や胸椎で捻れない分を腰で捻ってしまうことで
痛みにつながるケースが多々あります。

そのため、一定方向によくひねる競技(ゴルフや野球など)をやっている方で
股関節や背骨の回旋可動域が低下している方は注意が必要です。

まとめ

このように腰痛と言っても様々なタイプがあり、
タイプによって腰にストレスをかけている要因が異なります。

ご自身の腰痛を知り、適切な治療をするためにも
ぜひ一度、お気軽にご相談ください。



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